真剣に子供の未来を考えたら学資保険が不要な理由が分かった

どうも、アイクです😆

今日はまだ見ぬ我が子の将来について考えてみたら、学資保険では到底足りないことが判明したので解説します。

この記事では
1 子供のためにいくら貯める必要があるか
2 目標達成するにはどうすれば良いか
3 学資保険に加入するデメリット
について解説します。

それではいってみましょう💪

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大学の最高額は約4600万円

私と妻の間にまだ子供はおりませんが、資産形成するうえで子供の進路について議論したところ、資金が足らないという理由で進路を妨げたくないという結論に達しました。

わんたくん
現実を知るまではそう考える夫婦も少なくないでしょうね💦
しかし、それでは実際にいくら必要なのかを算出することは非常に困難です。
そこで、一先ず日本で最も学費が高い大学を調べてみました。
結果は、岡山県にある川崎医科大学が6年間で4600万円もの学費が必要ということが分かりました。

因みに、内訳は1年目が1200万、残りが700万ほど掛かります。

こんな金額を一般人である私が真面目に用意しようとすること自体正気の沙汰ではないかもしれません。

ですが、子供が真剣にこの大学で学びたいと言わない保証はありませんし、もし言い出したら出来るだけ叶えてやりたいのが親心ではないでしょうか。

この金額を真剣に貯めようとするなら、返戻率106%程度の学資保険では焼け石に水にしかならないことは容易に想像できました。

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4600万を作るにはリスクを取るしかない

本記事執筆時における学資保険の返戻率トップは、ソニー生命が提供している「学資保険スクエア」の106.3%です。

仮にこの保険で4600万円を用意しようとすると、元本だけで4200万も必要になります。

わんたくん
そこまで貯めたなら後400万くらいどうにでもなりそうだな😅
現金で4200万も用意するのは、普通のサラリーマン家庭にとっては現実的ではありません。
では、どうすれば良いのか。
結論としてはリスクを取って資産運用するしかないということになります。

仮に年利5%で20年間運用できれば月々7万円+ボーナス時に25万円の加算でほぼ達成可能です。

ワンコ先生
運用した場合も簡単とは言わないけど、学資保険だけよりは余程現実的と言えるね😄
どちらもフルタイムの共働き家庭なら、後者は固定費を削減したり副業に励むことでなんとか達成可能だと考えます。
自分の家計で実現可能かを知りたい方はキャッシュフロー表を活用しましょう。
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キャッシュフロー表は、自分たちの現状を確認したり、将来に残すべきお金が一目瞭然になるので、大金持ちも貧乏人も全員が一度作るべきものです。
私の家庭の場合、このまま共働きを継続し生活水準を不相応に上げなければ、子供二人までなら川崎医科大学に通わせられることが分かりました。
ワンコ先生
二人共手取り年収350万程度の平均的サラリーマンです😅
長期的な視点で未来に備えることが出来れば、一般的な家庭でも子供の進路を全力で応援することは充分に可能なのです。
とはいえ、資産運用は元本割れのリスクが多少なりともありますので、運用しながらしっかり勉強してマネーリテラシーを高めていくことが大切です。
わんたくん
このブログでいくらでも勉強して行ってね💪
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どうしても学資保険が良い人へ〜保険はノーリスクというのは幻想〜

ここまで、仮に最も学費が高額になった場合について考えてきました。

しかし、実際に川崎医科大学に入りたいという可能性はほぼ無いはずです。

ワンコ先生
同じくらいの偏差値で国公立医学部あるしね😅
そこで、そんな非現実的な想定は切り捨てたうえで、どうしても学資保険で安全に学費を用意してやりたいという方に保険に加入することのリスクを解説します。
わんたくん
保険なら元本保証あるから少なくとも減りはしないでしょ?
こう思っている方は少なくないはずです。
私もお金の勉強を真剣にするまではそう思っていました。
しかし、実際には
保険は元本保証では無い
学資保険程度の利率なら定期預金と変わらない
ということが言えます。

一つずつ解説します。

真の元本保証は預金だけ

学資保険に限らず、保険が元本割れする場合は次のとおりです。
1 途中解約
2 為替での損失(外貨建て保険に限る)
3 そもそも元本割れする保証内容(笑)
4 保険会社の倒産

まず1について、学資保険必要派の意見としては途中解約しなければ良いだろうということになりますが、実際に途中解約している人は全体の約11%にも登るようです💦

コロナにより給料が下がろうが失職しようが学資保険の支払いは待ってくれません。

今の時代に5年先10年先の収入を保証されている人がどれほどいるというのでしょうか。

甚だ疑問ですね💦

2の為替リスクは保険の約款にも載っているでしょうし、悪徳業者出なければ加入時に説明しているはずなので、これについては理解せずに加入する方にも問題はあるかなというのが個人的な見解ですね😅

3については、学資保険の中にも普通に存在するので仮に加入するなら気を付けましょう💦

意外と忘れがちなのが4です。

偶に保険会社が潰れても銀行のペイオフ制度のように元本は保証されていると思っている人がいるのですが、1円も保証されていません。

ペイオフ制度はあくまでも銀行の預金を保証する制度なので、保険については対象外になります(因みに外貨預金も対象外なので覚えておきましょう)。

保険会社が倒産すると、保険会社が積み立てている責任準備金から支払われたり、他の保険会社に保険が委託されたりするのですが、基本的に満期保険金がもらえることはありません。

責任準備金は取り扱っている全ての満期保険金のせいぜい9割程度ですし、他の保険会社に委託された場合は、その保険会社が保証内容を変更することができるようになるからです。

実際に倒産する可能性は高くないでしょうが、このご時世に絶対に潰れないと言い切れる企業がどれほどあるでしょうか。

学資保険は元本保証を無くした定期預金

また、1〜4のあらゆるリスクをくぐり抜けて貰える金額は、定期預金よりも数万円多いくらいの違いしかありません。

定期預金と学資保険の利率は、それぞれ高いところで預金が0.3%、学資保険が0.5%弱となり、殆ど差がないことが分かります。

にもかかわらず、学資保険にだけは元本保証などのメリットが無い。

つまり、学資保険とは、元本保証を無くしただけの定期預金とほぼ同等と言えるのです。

どうしても学資保険で安全に学費を用意したいこれらをしっかり理解したうえで判断するようにしましょう。

ワンコ先生
投資と違って学資保険は途中でやめたら元本割れ確実だから、よくよく検討して利用しよう👍
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まとめ 未来を見据えて必要なリスクを取ろう

この記事では
1 大学費用の最高額
2 学費を用意するには資産運用しかない
3 学資保険は元本保証では無い
について解説しました。

我が家の場合、そもそも子供が出来るかすら不明なのですが、それでも一生涯という長期的スパンで資産形成を考えるうえで、想定されるあらゆる支出について考える必要があります。

特に教育費用は聖域と呼ばれ、きちんと計画性を持って臨まなければいくらでもお金が掛かる分野です。

また同時に、インフレ傾向の強い分野であることも知られていますので、20年後は4600万では川崎医科大学には入学できないかもしれません💦

したがって、我が家では今のうちから積極的にリスクを取りにいって資産を増やし、もし子供にそれほどお金がかからないようなら早々にセミFIREして家族の時間を最大化するというのが今後の方針となります。

誰か一人でも参考になればと思います。

私のブログを見て、一人でも人生が好転すれば嬉しいです

〜We can FIRE〜

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