どうも、アイクです😆
今日は固定費の見直しの中でも特に効果の大きい保険についてその中でも医療保険に絞って解説します
それは、そもそも保険とはありとあらゆる不慮の事態に備えるものではないからです
それでは、その理由を見ていきましょう
保険は致命傷を避けるために使うもの
保険とは、元々一家の大黒柱が亡くなって家族の収入が無くなったり、自動車事故などで多額の損害賠償を求められた場合のようなまず起こらないけど、発生したら一人では対処できないというような事象にみんなでお金を出し合って備えておこうというものです
この考え方を相互扶助といいます
日本人は、保険でありとあらゆる危険に備えようとする人が多いのですが、そのようなことは保険の本来のあり方に反していますし、保険で備えようとすればするほど手数料で割高になっていきます
保険に入る時は、その事象が発生したら自分の家計は破綻してしまうのかをよく考えるようにしましょう
日本人の99%は既に最高クラスの保険に加入している
それでは、医療保険についてどのように考えれば良いのでしょうか
自動車の任意保険は、自賠責保険で対応していない部分を保障するために加入しますよね
それと同じように考えれば良いのです
したがって、民間の医療保険を検討するために、まずは私達が既に加入している公的保険の内容を確認してみる必要があります
医療費負担は3割までかつ上限あり
私達日本国民は、病院で診察を受ける際、保険証を提示することで医療費の負担が3割に軽減されます
しかし安心してください
私たちはが支払う医療費には所得に応じて上限があります
サラリーマンの方であれば高くてもせいぜい月々10万円程度に収まる方がほとんどです
この制度は高額療養費制度と言い、同じ医療機関で一月のうちに掛かった医療費が上記の金額を超えた場合、申請することで返還されます
長期で働けなくなっても収入が保障されている
もし、あなたが大怪我をして長期入院になった場合、収入源の確保はどうすれば良いのでしょうか?
実は、これも公的保険で1年6ヶ月の間、収入の2/3までは保障されています
これは傷病手当金という制度で、自営業者は新型コロナによるもの以外は市町村等による任意給付となり、過去に支払われた実績はありません
サラリーマンは、収入が上がりづらい反面、実はとても守られているのですね
また、治療が終わってもしも障害が残れば障害年金を受け取ることも可能です
民間の医療保険への加入を検討する場合は、これらの保障を受けても生活が破綻するのかどうかを考える必要があります
結論 医療費には貯蓄と公的保険で備えよう
これが私の出した結論になります
日本人に多い傾向として、様々な事態に備えるためにたくさんの特約を付けて膨れ上がった保険料を支払うために身を粉にして働く人がいますが、やってることが支離滅裂ですよね
それよりも、医療費には公的保険と貯蓄で備えて、民間の医療保険を解約して浮いたお金を健康のために使う方がよほど健康的ですよね