医療保険は不要?セーフティネットをおさらいしよう

どうも、アイクです😆

今日は固定費の見直しの中でも特に効果の大きい保険についてその中でも医療保険に絞って解説します

ワンコ先生
わんたくんは医療保険には入ってるのかな?
わんたくん
人生何があるか分からないし、そりゃ入るでしょ🤔
実は、その考えで保険に入ってると一生経済的に豊かになる事はできません
なぜ経済的に豊かになる事が出来ないのでしょうか?
それは、そもそも保険とはありとあらゆる不慮の事態に備えるものではないからです

それでは、その理由を見ていきましょう

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保険は致命傷を避けるために使うもの

保険とは、元々一家の大黒柱が亡くなって家族の収入が無くなったり、自動車事故などで多額の損害賠償を求められた場合のようなまず起こらないけど、発生したら一人では対処できないというような事象にみんなでお金を出し合って備えておこうというものです

この考え方を相互扶助といいます
日本人は、保険でありとあらゆる危険に備えようとする人が多いのですが、そのようなことは保険の本来のあり方に反していますし、保険で備えようとすればするほど手数料で割高になっていきます

保険に入る時は、その事象が発生したら自分の家計は破綻してしまうのかをよく考えるようにしましょう

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日本人の99%は既に最高クラスの保険に加入している

それでは、医療保険についてどのように考えれば良いのでしょうか
自動車の任意保険は、自賠責保険で対応していない部分を保障するために加入しますよね

それと同じように考えれば良いのです
したがって、民間の医療保険を検討するために、まずは私達が既に加入している公的保険の内容を確認してみる必要があります

わんたくん
健康保険とか国民健康保険とかって奴だね
ワンコ先生
日本人の殆どは、保障内容が非常に充実している保険に既に加入しているんだよ👍
公的保険には、自営業者などが加入する国民健康保険と我々サラリーマンが加入する健康保険があります
若干補償内容に違いがありますが、両保険は世界的にみて非常に優秀な保険であることは間違いありません
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医療費負担は3割までかつ上限あり

私達日本国民は、病院で診察を受ける際、保険証を提示することで医療費の負担が3割に軽減されます

ワンコ先生
70歳から74歳までは2割、75歳以上は1割負担だよ
したがって、もしも私たちが健康保険に加入していなかった場合、本来払っている医療費の3倍以上を支払わなくてはならないのです
わんたくん
いつも保険証を提示するだけだから意識してなかったけど、医療費はとても安く抑えられてたんだね🌟でも何度も通院したり、大きな手術になるとやっぱり何百万円とかになるんじゃないの?
わんたくんの懸念はもっともです
しかし安心してください
私たちはが支払う医療費には所得に応じて上限があります
サラリーマンの方であれば高くてもせいぜい月々10万円程度に収まる方がほとんどです
この制度は高額療養費制度と言い、同じ医療機関で一月のうちに掛かった医療費が上記の金額を超えた場合、申請することで返還されます
わんたくん
そんなに貯金ないから一旦払うにしても楽じゃないな
ワンコ先生
事前申請することで、会計の段階で上限までに支払額を抑えることも出来るから安心だよ
ただし、高額療養費制度は、入院時の食費や個室などのベッド費用は対象外ですのでその点はご注意ください
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長期で働けなくなっても収入が保障されている

もし、あなたが大怪我をして長期入院になった場合、収入源の確保はどうすれば良いのでしょうか?
実は、これも公的保険で1年6ヶ月の間、収入の2/3までは保障されています
これは傷病手当金という制度で、自営業者は新型コロナによるもの以外は市町村等による任意給付となり、過去に支払われた実績はありません

サラリーマンは、収入が上がりづらい反面、実はとても守られているのですね

また、治療が終わってもしも障害が残れば障害年金を受け取ることも可能です
民間の医療保険への加入を検討する場合は、これらの保障を受けても生活が破綻するのかどうかを考える必要があります

わんたくん
収入の2/3まででるなら残りは貯金でなんとかなるかもね🤔
ワンコ先生
病院に何度も通うような病弱な人は別として、普段から貯蓄の一部を医療費として取っておけば大抵の人は対応できるよ😄
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結論 医療費には貯蓄と公的保険で備えよう

これが私の出した結論になります
日本人に多い傾向として、様々な事態に備えるためにたくさんの特約を付けて膨れ上がった保険料を支払うために身を粉にして働く人がいますが、やってることが支離滅裂ですよね
それよりも、医療費には公的保険と貯蓄で備えて、民間の医療保険を解約して浮いたお金を健康のために使う方がよほど健康的ですよね

わんたくん
言われてみれば確かに、、、
ちなみに、保険の対象外となる先進医療に上限はありませんが、一番高額なものでも、卵巣がんの治療などに使われるパクリタキセル静脈内投与、カルボプラチン静脈内投与及びベバシズマブ静脈内投与の併用療法の380万円です
もちろん、安くはありませんがこの治療の実施件数は年間数件程度で、ほとんどの人は一生やることはありません
また、380万程度の支払いで破綻するような家計なら、なおさらそんな発生率の低い事態にまで備えるよりも最低限の保障に抑えて蓄財に励むべきだと考えます
ワンコ先生
国民の50%はガンになると言っても若いうちになることはほぼ無いしね
30年という長期スパンで見れば、年利5%という現実的な利回りで運用することで民間の医療保険の費用だけでも400万ほど貯めることは可能です(月々5千円積立で計算)
公的保険をしっかりと活用して保険に振り回される人生から脱却しましょう
私のブログを見て、一人でも人生が好転すれば嬉しいです
〜We can FIRE〜
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