【r>g】リスクを負わないというリスクについて考えてみよう

どうも、アイクです😆

突然ですが、

r>g

この不等式を見たことはありますか?

フランスの経済学者トマ・ピケティ氏が書いた「21世紀の資本」という書籍で提唱した概念で、rが給与所得の増加率、gが経済成長率になります。

どういうことかというと、経済の成長により、株価などの増加の方が給与の増加よりも大きくなり、投資家と労働者の格差が広がり続けるということを意味しています😱

わんたくん
投資しない人はどんどん貧しくなるってことか!?
今日の日本では、その傾向が特に顕著に現れています。
この記事では
1 日本の給与所得の現状と未来
2 企業の利益還元の現実
3 投資家側に行く方法は非常に簡単
4 貯蓄のみは日本円への集中投資に過ぎない
について解説します。
この記事を読めば「リスクを取らずに生きることは不可能」だということがわかるはずです。
それを踏まえて未来にどう備えるのか。
各人で判断できるようになりましょう。
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日本の給与所得の現状と未来

残念ながら、私たち日本のサラリーマンの手取り年収は、これからも下がり続ける可能性が非常に高いです。

わんたくん
な、なんだって〜!?
主な原因は「社会保険料」と「税金」です。
一つずつ解説します。

少子高齢化により社会保険料は増額され続ける

ダイヤモンド・オンライン

税金や社会保険料など、給料から引かれるお金は15年連続増加中で、「年収」は変わらなくても実際に受け取る「手取り」がどんど…

詳しくは上の記事に載っているのですが、日本は少子高齢化により社会保険料が上がり続けています。
その影響で、同じ年収で比較すると、15年前から現在までの間に、手取り年収が約50万円も下がっているのです💦
長期的に少子高齢化を止めるすべはおそらくありません。
したがって、これからも今まで以上に労働人口が減り続けることは避けようのない事実であり、社会保険料は上がり続けることも間違いありません。
ワンコ先生
お年寄りも自分の力で頑張ってください!
なんて言う政治家は、ほぼ確実に選挙に落ちるだろうしね😅

財政の健全化に増税は避けられない?

我が国の借金額が途方も無い金額になっていることは皆さんご存知だと思います。

いつかはこの借金を減らして財政を健全にしなければなりません。

では、どうやって借金を減らすのかというと、基本的には公共事業などの支出を減らして、増税により収入を増やすことになります。

わんたくん
僕たちの家計改善と根本的には同じなんだね😄
ワンコ先生
MMTに走ったり、管理人の知らないウルトラCもあるのかもしれないけどね🤔
短期的にもコロナ禍で行った財政出動の影響で、増税又はインフレはあると思います。
したがって、資産運用無しではこれからも豊かにはなれない可能性が高いのです。
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企業の利益還元の現実

日本では、昔から会社は従業員のもので、会社は定年退職まで従業員を養うものだという考えが強く根付いていました。

しかし、時代は変わり今では投資家資本を獲得するために株主還元を意識する日本企業が増加しています。

実際に、企業が株主に支払う配当金の金額はここ6年で2倍になっています!

これは日本特有のものでは無く、むしろ資本主義のスタンダードにやっと日本も追いついてきたという方が正しいです。

資本主義において、企業とは出資している株主のものであり、企業の利益はリスクをより負っている者から優先的に配分されます。

わんたくん
リスクを負う投資家よりノーリスクで働く従業員優先って考え方は確かに変かもね💦
資本主義が崩壊しない限り、これからも投資家優先で利益を上げ続ける構造は変わりません。
それなのに、従業員は社会保険料と税金の増額により手取りは下がり続ける。

こんな状況では、冒頭にあるr>gのとおり、投資して配当金を得てきた人と、ひたすら仕事に明け暮れてきた人との格差がどんどん広がっていることは自明の理ともいえるわけです🤔

わんたくん
投資もしてるサラリーマンならどんどん生活が楽になるね!
ワンコ先生
増えてはいないものの安定して入ってくる給与所得は投資のリスクヘッジにもなるよ💪
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投資家側に行く方法は非常に簡単

わんたくん
資産運用したほうが良いのは分かったけど、どうすればなれるの?
そういった疑問は当ブログを見ればすべて解決します。
投資家になる手順は
1 証券口座を開設する
2 証券口座にお金を移動する
3 資産を買う
ただこれだけです。
注意点として、銀行窓口で証券口座を作るのはNGです!
銀行窓口は資産運用をする場所としては最低です!
ワンコ先生
銀行の運用窓口には近づいてはいけない!!
理由は、店舗型の銀行は経営コストの回収のために優良な投資信託などを売ることができないからです。
もしかしたら良い商品を勧めてくれる銀行マンもいるかもしれませんが、資産運用で成功する方法はすでに確立されています。
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上の記事で解説したように、堅実に資産を増やしたいなら、インデックス投資だけでいいです。
そして、おそらく銀行窓口ではインデックスファンドは買えません💦
ではどうすれば良いのか?
当ブログでは、SBI証券楽天証券といったネット証券の口座開設を推奨しています👍
というより、これ以外は別に不要です(笑)
ワンコ先生
他のネット証券会社も良し悪しあるけど、それはもっと資産運用に慣れてからで大丈夫👍
無料で口座開設して100円のインデックスファンドを買えば、あなたはもう投資家の仲間入りです。
勇気を持って一歩踏み出しましょう😄
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貯蓄のみは日本円への集中投資に過ぎない

わんたくん
俺はなんと言われても投資なんて危ないことはしないぞ!
ここまで読んでもらっても、こういう考えの方はきっといるでしょう。
しかし、貯蓄を一切しないからといってリスクを負わずに済むわけではありません。
極論を言うと、資産運用も
1 経済が成長し続ける
2 配当金は支払われ続ける
ということに賭けたギャンブルであると言えなくはありません。
わんたくん
やっぱりギャンブルじゃないか!
俺はそんな危険な行為には参加しないぞ😝
では、預貯金は本当に安全なのでしょうか?
預貯金のみに資産を預けるというのは一見安全なようにも見えますが、見方を変えると
1 銀行金利を超えて物の値段が上がる(インフレする)ことはない
2 今後極端に円高や円安になることはない
ということに賭けているということがいえます。
近年、日本の銀行金利がほぼ0%であることは皆さんご存知だと思います。
しかし、日本政府は物価上昇率が年利2%で推移するように様々な政策に取り組んでいます。
資産運用を全くやらずに預貯金だけという方は、安全運転のつもりでしょうが、単に国の政策が失敗する方に賭けているだけだということを認識しておきましょう。
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まとめ 適正なリスクを取ってあらゆる未来に備えよう

この記事では
1 日本の給与所得の現状と未来
2 企業の利益還元の現実
3 投資家側に行く方法は非常に簡単
4 貯蓄のみは日本円への集中投資に過ぎない
について解説しました。

この記事を読んで「今すぐ全財産を投資信託にブチ込むぜ!!」なんて方がいたらちょっと落ち着いてください💦

全てをリスク資産に預けるというのは、全てを銀行の預金口座にあずけてしまうのと本質的に変わりません。

誰にも分からない遠い未来において少しでも安全に資産を守る方法は、分散投資しかありません。

円預金も持つし、円建ての投資もするし、外貨建てで全世界に分散投資もする。

こういうスタンスがあらゆる未来に備えるためには必要になります。

残念ながら、それぞれにどのくらい投資するか、明確な正解を提示することは不可能です。

当ブログで勉強して、各人で答えを出していきましょう。

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私のブログを見て、一人でも人生が好転すれば嬉しいです

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